塾AIレポート 無料デモを試す →
📝 指導・報告ノウハウ

指導報告書の書き方と例文
個別指導塾向け完全ガイド

2026年10月 | 読了目安:約7分

📋 この記事でわかること

  1. 保護者が「読んでよかった」と感じる報告書の3条件
  2. 書き方の手順と各項目の解説
  3. すぐ使える例文テンプレート(小学生・中学生・高校生別)
  4. ありがちなNG表現と改善例
  5. 塾ごとに書き方が違う理由とAI活用の限界

1. 保護者が「読んでよかった」と感じる報告書の3条件

指導報告書(授業報告書・学習報告書とも呼ばれます)は、保護者と塾をつなぐ重要なコミュニケーションツールです。毎月末に作成する塾がほとんどですが、「先生が書いている感」が薄い定型文では保護者の信頼を失います。

保護者が喜ぶ報告書の条件:
①「今日のこの子」が見えること(固有名詞・具体的な行動)
②「次に何が起きるか」がわかること(次回の学習内容・到達目標)
③「先生がちゃんと見ている」と伝わること(観察眼・気づき)

この3条件を満たすだけで、保護者からの信頼度と継続率が大きく変わります。

2. 書き方の手順と各項目の解説

基本構成(推奨テンプレート)

項目書くべき内容文字数目安
授業日時・科目実施日、担当科目、実施時間1〜2行
今日の授業内容扱った単元・問題範囲を具体的に2〜3行
理解度・様子どこが理解できた・できなかったか3〜4行
気づき・特記事項生徒の変化、良かった点、気になった点2〜3行
次回の予定次回扱う内容、家庭学習の指示2〜3行
保護者へのメッセージ励まし・お願い・共有事項1〜2行

各項目のポイント

「理解度・様子」は数字と固有名詞で書く:「理解できていました」ではなく「分数の割り算(÷の手順)は初回で理解できました。通分が必要なケースは練習問題の3問中2問正解でした」のように書くと説得力が増します。

「気づき」は生徒が言った言葉を使う:「"なんでこうなるの?"と何度も聞いていたので、公式の意味から丁寧に説明しました」のように、生徒の発言を引用するだけで「ちゃんと見てくれている」感が出ます。

3. すぐ使える例文テンプレート

【小学生】算数・分数

例文
■ 授業日:10月5日(日) 科目:算数 担当:○○

■ 今日の授業内容
分数のたし算・ひき算(分母が異なる場合)に取り組みました。
教科書p.48〜52、練習問題8問を実施。

■ 理解度・様子
通分のルールは前回の復習もあってスムーズに思い出せていました。
ただし「約分を忘れる」癖が残っており、8問中2問で最後の約分が抜けていました。
「あ、忘れた!」と自分で気づける場面も増えてきたので、
あと1〜2回で定着しそうです。

■ 気づき
「分母をそろえるのって、なんか気持ちいい」と話してくれました。
計算の面白さを感じ始めているようで、とても良い兆候です。

■ 次回の予定
分数のかけ算(p.55〜)に進みます。
自宅では今日の練習問題の解き直し(約分を意識して)をお願いします。

■ 保護者の方へ
「約分忘れ」は今の段階ではよくあることです。
焦らず、まず「気づく」習慣をつけることを大事にしています。引き続きよろしくお願いします。

【中学生】英語・長文読解

例文
■ 授業日:10月5日(日) 科目:英語 担当:○○

■ 今日の授業内容
英語長文読解(教研式テスト対策・説明文タイプ)を実施。
本文200語程度の問題を2題、設問形式(内容一致・和訳・英問英答)で練習しました。

■ 理解度・様子
語彙力は十分あり、本文の大意はつかめています。
一方、設問の「根拠となる箇所を本文から探す」作業に時間がかかっていました。
特に「具体例と筆者の意見を混同する」パターンが2度見られました。

■ 気づき
「時間が足りない」と焦るあまり、設問をよく読まずに答えようとする場面がありました。
「まず設問を読んでから本文に戻る」手順を繰り返し練習しています。

■ 次回の予定
同タイプの長文をもう2題実施します。設問の根拠探しに特化した練習を継続。
自宅では英単語(今週分リスト)を毎日10分確認してください。

■ 保護者の方へ
長文は量をこなすことで必ず速くなります。焦りを本人も感じているので、
「毎日少しずつ」声かけをしていただけると助かります。

【高校生】数学・微分積分

例文
■ 授業日:10月5日(日) 科目:数学Ⅱ 担当:○○

■ 今日の授業内容
微分の応用(接線の方程式・極値の求め方)。
青チャートII 例題107〜113、類題演習3問。

■ 理解度・様子
接線の公式は定着しており、標準問題は独力で解けるレベルに達しています。
「増減表の書き方」は手が止まるケースがまだあり、
符号の決め方(f'(x)>0, <0の判定)の練習を追加しました。

■ 気づき
問題を解き終わった後、「これで合ってますよね?」と毎回確認するのが気になりました。
自己採点・検算の習慣をつけるよう伝え、次回から自分でチェックしてから持ってくる形にします。

■ 次回の予定
積分の導入(不定積分)に進みます。
自宅では今日の増減表の問題(類題3問)を再度解いてから来てください。

■ 保護者の方へ
センター模試まで2ヶ月。本人のやる気は十分あります。
自宅学習の定着が課題ですので、勉強時間の確保のご協力をお願いします。

4. ありがちなNG表現と改善例

NG表現問題点改善例
「よく頑張っていました」誰にでも言える言葉「苦手な英作文に最後まで諦めずに取り組んでいました」
「理解できていました」何が?どのくらい?「二次方程式の解の公式は、3問連続で正解できるレベルに達しました」
「復習が必要です」具体性がない「今日扱ったp.45の練習問題(奇数番号)を週2回解き直してください」
「次回も頑張りましょう」締めとして弱い「次回は今日の苦手箇所から始めます。問題集を忘れずに持ってきてください」

5. 塾ごとに書き方が違う理由とAI活用の限界

報告書のフォーマットは塾によって大きく異なります。

汎用的な「テンプレートをAIに入力するだけ」ツールでは、この多様性に対応できません。

AIで本当に効果が出るのは:
「あなたの塾の報告書フォーマット・指導スタイル・よく使う表現」をAIに学習させて、
先生が授業メモを入力するだけで、あなたの塾らしい文章が出てくる仕組みを作ること。

都内個人指導塾では、担当講師の指導スタイルに合わせて設計したAIシステムを導入し、授業後の報告書作成時間を大幅に短縮しました。使い始めてから「AIが出してくる文章が自分の言葉に近い」という反応をいただいています。

あなたの塾の報告書フォーマットで
AIを14日間試してみませんか

汎用ツールではなく、あなたの塾の書き方・生徒情報・よく使う表現を使って設計します。
まずデモを動かして、「うちに合うか」を確かめてください。

デモを試す(無料) 14日間 実際に使ってみる